中国軽工業連合会「分解性プラスチック製品の分類および表示仕様に関するガイドライン」の実施に関する通知

すべての関係単位

プラスチック汚染処置の更なる強化に関する意見」の実施を促進し、プラスチック汚染処置の更なる強化、長期管理体制の確立・改善、生分解性プラスチックの表示制度の改善を図るため、国家関係省庁・委員会の指導の下、中国軽工業委員会（CNLIC）は「生分解性プラスチック製品の分類・表示に関するガイドライン」（CNLIC包括[2020]第284号）を策定・公表した。

関連製品メーカー、販売企業、小売スーパーマーケット、飲食企業などのユーザーおよび関連部門は、「生分解性プラスチック製品の分類と表示に関するガイドライン」に従って製品の表示と購入を行い、表示の管理を強化し、プラスチック汚染対策に関する国家の政策と措置を良心的に実施し、エコ文明建設と質の高い発展の推進に相応の貢献をするよう要請される。

附属書1： CILPFの統合 [2020] No.284

附属書2：分解性プラスチック製品の分類及び表示仕様に関するガイドライン

中国プラスチック加工工業協会 分解性プラスチック専門委員会

(補欠支部）

 2020年9月8日

附属書1：

附属書2：

分解性プラスチック製品の分類および表示仕様に関するガイドライン

(トライアル）

プラスチック汚染防止のさらなる強化に関する意見の実施を促進し、プラスチック汚染防止をさらに強化し、プラスチック製品の長期管理のための健全なメカニズムを確立し、生分解性プラスチックの表示制度を改善するため、本ガイドラインを策定する。

I. 適用範囲

本ガイドラインは、分解性プラスチックの分類と表示仕様を規定し、分解性プラスチック及び製品の生産・流通における表示管理に適用する。

製品の定義と分類

1、定義

(1) 分解性プラスチックの定義

本ガイドラインでいう分解性プラスチックとは、土壌、砂、淡水環境、海水環境、堆肥化条件や嫌気性消化条件などの特定の条件下で、自然界に存在する微生物の分解によりプラスチックが分解され、二酸化炭素（CO2）またはメタン（CH4）、水（H2O）および無機塩に含まれるその元素、ならびに新たなバイオマス（微生物の死骸など）に完全に分解されたものをいう。 等）を含む。

(2) 生分解速度の定義

試験材料が好気的に生分解する過程で、材料中の有機炭素は二酸化炭素に分解されるが、試験において発生する二酸化炭素の累積量を連続的に監視し、定期的に測定し、試験において実際に発生した二酸化炭素の量と材料が発生し得る二酸化炭素の理論量の割合を生分解率とする。

2、分解性能要件

分解性プラスチックの生分解率は90％以上、重金属および特定元素の含有量は表1の要件を満たすこと。

特定重金属および特定元素の含有量は表1の要件を満たすこと。

表1 重金属と特定元素

3、分解性プラスチックの分類

分解性プラスチックは、土壌、堆肥、海洋、淡水（河川、河川、湖沼）、その他の環境において異なる分解挙動を示すため、異なる環境条件に応じて、分解性プラスチックは、土壌分解性プラスチック、堆肥化分解性プラスチック（伝統的な堆肥化、ヤードコンポストを含む）、海洋環境分解性プラスチック、淡水環境分解性プラスチック、汚泥嫌気性消化分解性プラスチック、高固体嫌気性消化分解性プラスチックに分類される。

分解性能試験方法

分解性プラスチックの分解性能試験方法は、環境条件による分解性によって表2に示すように分けられる。

表2 各種分解性プラスチックの分解性能試験基準

IV.マーキングと要求事項

分解性プラスチックのロゴは文字ロゴと図形ロゴに分けられる。

1、文字ロゴは、製品の種類（樹脂、マスターバッチ、特殊材料、フィルム、シート、箱、カップ）、製品標準または分解試験方法の標準に基づき、製品名（環境条件の分解+特定の製品名）、製品の仕様（長さ、幅、厚さ、重量）、材質などを含める必要があります。

2、グラフィックロゴ

ロゴの図案

図 1 に示す分解性プラスチックのロゴ。

>素材＜□＞のご紹介 土壌分解性□堆肥化性□海洋分解性 淡水分解□汚泥嫌気性消化□高固形嫌気性消化

示例1

土壌分解性 堆肥化分解性 海洋環境分解性 >PBAT< 淡水分解 汚泥嫌気性消化 高固形分嫌気性消化

示例2

>PLA<  堆肥化可能な分解 高固体嫌気性消化

示例3

>PBAT60+PLA40< 土壌分解性 堆肥化分解性   汚泥嫌気性消化 高固形分嫌気性消化  図1 分解性プラスチックのロゴ

ロゴの意味

ロゴは緑色のスマイル模様で、矢印の円、二重の「j」（ピンインの頭文字の分解）、材料の略称（PBAT、PLA、PBSなど）、6つの分解環境名、国家標準と製品名の組み合わせで、生分解性プラスチックの使用を通じて、環境を汚染することなく、対応する条件の完全な分解の目的を達成することを意味する。 分解性プラスチックの使用を通じて、環境を汚染することなく、対応する条件下で完全な分解を達成できるという意味である。 また、分解性プラスチックはリサイクル、回収、再利用が可能であり、たとえ環境中に流出しても、完全に分解され、環境中で消費されることを表している。

ロゴの仕様

ロゴの適切な仕様は、製品のサイズに応じて決定する必要があり、ロゴを縮小または拡大する必要がある場合は、均等に縮小または拡大するためにロゴによって与えられた比率を遵守する必要があります。 分解性プラスチックロゴのスタイル仕様を付録Aに示す。

3、ラベリング要件

機能、デザインの外観やその他の影響により、ラベルの明白な部分にマークすることができないため、製品パッケージにマークする必要があります。 同時に、製品マニュアルに表示する必要があります。

マーキングの色は、主にガイドの緑色（R73 G106 B1）である。製品にガイドの色を使用するのが不便な場合は、適切な色（主に黒と白）、または製品の元の色の製品に応じて選択することができます。

マーキングは、成型、印刷、エンボス、焼印、またはその他の明確で消えないマーキング方法によって行うことができる。

マーキングは、はっきりと視認でき、磨耗や破損しにくく、製品の性能を損なわないものでなければならない。

付録A

(規範付録）

分解性プラスチックマーキングの様式及び仕様

分解性プラスチックのマーキングパターンと寸法は図A.1に示すとおりで、Aは文字とパターンの円の中心で、マーキング内容全体の位置と大きさを決定する。 ロゴの大きさ、座標、中国語と英語のフォントと色は図A.1に示す。

図 A.1 分解性プラスチックマーキングパターン（例：PBAT）と寸法

中国プラスチック加工工業協会分解性プラスチック委員会（略称：DPC）は、分解性プラスチックの研究機関、原料、助剤、製品、機械器具の製造業者およびユーザー、ならびに個人によって自主的に結成された業界団体であり、業界における奉仕、公益、自主規制、非営利の団体である。

事務局：北京工商大学

副秘書長：貂小倩

電話：010-68985380

住所：中華人民共和国北京市阜成路11号 栽培大厦10階

ウェブサイト：www.degradable.org.cn