バンコク2022年11月19日新華社＝共同通信JBN】第29回APEC首脳非公式会合が現地時間18日から19日にかけてタイのバンコクで開催された。 会合では「バイオ循環型グリーン経済のためのバンコク目標」が採択された。

概要

　　APECは、「バイオ循環型グリーン経済のためのバンコク目標」の策定を通じて、包括的で野心的かつ包摂的な持続可能な開発目標（SDGs）の達成を促進し、世界的な行動を促進した。 APECは、技術革新の促進、廃棄物の削減、資源効率の改善、持続可能なビジネスの促進、より包括的、協調的、均衡のとれた、包摂的で持続可能な成長の達成など、生物循環型グリーン経済を促進する方法について議論する。

　　APECは、気候変動、異常気象、自然災害を含むあらゆる環境課題に統合的に取り組む世界的な努力を支援する。特に、持続可能な開発と気候変動に強い未来の世界経済への移行を達成するため、気候変動の緩和、適応、回復力を促進し、国連持続可能な開発のための2030アジェンダやパリ協定の目標達成といった世界的な努力を支援する。 APECメンバーが個々に行ったゼロエミッション、カーボンニュートラルのコミットメントを評価し、支持する。 集団として気候変動に対処し、温室効果ガスの排出を削減する必要性を認識しつつ、能力構築や技術資金などの主要分野において国際的な支援を提供すべきである。

出典：新華社