私たちが抱える
環境問題
私たちが抱える環境問題
国際連合環境計画(略称UNEP)が2021年に発表した報告によると、1950年から2017年までに世界で累計約92億トンのプラスチックが生産され、そのうちリサイクルされたものは10%未満にとどまり、約70億トンが廃棄物となりました。2040年までに世界全体で約7.1億トンのプラスチックごみが自然環境へ投棄されると予想されています。アメリカのサイエンスアドバンス誌は、2050年には地球上に130億トンを超えるプラスチック廃棄物が存在することになり、青い地球が“プラスチック惑星”になる可能性があると警鐘しています。 源
ポリ乳酸は普通のプラスチックとは違います
ポリ乳酸の4つの特性
01
自然循環型素材
石油資源由来のプラスチックと違い、再生可能な植物由来のポリ乳酸は完全に生分解ができ、自然循環型の素材として優れています。
02
カーボンニュートラルの実現に向けて
ポリ乳酸の炭素は、主にトウモロコシやサトウキビなどの植物が自然環境から吸収した二酸化炭素に由来します。分解されることにより二酸化炭素の形で自然に戻り、光合成によりバイオマス資源の再生と循環が可能となります。よって、石油系プラスチックに比べてポリ乳酸は炭素の「吸収と排出の相殺」ができ、カーボンニュートラルの実現に有益です。
03
環境に優しい素材
ポリ乳酸は完全に生分解でき、堆肥可能な環境に優しい素材です。
水や湿った空気に触れると、ポリ乳酸のエステル結合が加水分解により破壊され、低分子化し、微生物によって最終的に水と二酸化炭素に生分解される素晴らしい特性を持っています。
04
優れた性能を備えている
ポリ乳酸は優れた機能性と物理性を有し、熱可塑性樹脂として、押出成形、射出成型、紡糸、発砲など主要なプラスチック加工に対応します。また既存のプラスチック加工設備に適用できます。
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